病院薬剤師をお考えの薬剤師の皆さん、病院薬剤師に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。病院薬剤師は高度な知識やスキルが求められるため薬剤師としてのキャリアアップを実現するために転職をお考えの方も多いかと思います。
そこで本記事では病院薬剤師として働く上でこれだけは知っておきたいあるあるをまとめてみました。病院薬剤師のキャリアを検討している方は是非参考にしてください!
Contents
病院薬剤師あるある良いこと編
これから病院薬剤師として働く上で絶対に押さえておきたいあるある~良いこと編~をご紹介します。
よく言われていることからあまり知られていないことまで網羅してあるので病院薬剤師を目指している方は必読です!
臨床医療に携わることができる
こちらはあるあるとしてよく言われていることですが、病院薬剤師は病院に運ばれてきた患者さんと接する機会が多いです。そのため、急性期の臨床症状や治療方法をより身近に感じ、高度な知識を得ることができます。
高度な知識を必要とするため常に学習していく姿勢が求められます。
大変な分、やりがいは大きく成長するにはとても良い環境ではないでしょうか。
病院薬剤師ならではの知識を習得できる
あるある2つ目は病院薬剤師ならではの知識を得ることが出来るという点です
病院薬剤師は病院での勤務がメインとなります。(あたりまえですが…)
病院で勤務するということは当然医師や看護師といった様々な人と関わることになります。
また、患者さまと接する機会もあります。患者さまからは薬に関すること以外の質問も受けることがあります。そんな場合はその患者さまの状態を把握し、臨機応変に対応する能力が求められます。入院中の患者さまのリハビリや栄養の管理など、病院薬剤師でないと経験できない機会の多さも魅力のひとつです。
チーム医療の一員としてのやりがい
あるある3つ目は、チーム医療の一員としてやりがいを感じることが出来るという点です。
チーム医療では医師や薬剤師、看護師といった様々な職種の人がそれぞれの専門性を活かして最高の治療法を検討していきます。個人で働くのではなく、密にコミュニケーションを取り、ひとつのチームとして最適な治療を施すために試行錯誤するのです。
医師や看護師と一緒に働く上で病院薬剤師は薬剤師として頼られる存在になります。
頼られることで自分の存在意義を感じることができ、充実感を得ることができます。
チームの中でお互いに支えあいながら働きたいという人は病院薬剤師を検討してもいいかもしれませんね。
医療現場の最前線に立てる
あるある4つ目は、医療現場の最前線に立って仕事ができるという点です。
病院薬剤師は患者さまが服用する薬の情報をまとめて医師に情報を提供することもあります。入院している患者さまや、通院中の患者さまから薬効を観察することもできます。
副作用の状態を見ながら改善策を提案する場合もあります。医療の最前線に立つことで病院薬剤師は高度な知見を実体験から得ることができるのも大きなメリットでしょう。
病院薬剤師あるある大変なこと編
ここからは、病院薬剤師を目指す上で覚悟しておきたいあるあるをご紹介していきたいと思います。
少子高齢化が進行し、昨今はコロナウイルスが猛威を振るっています。
刻一刻と変化する病院環境の変化も心配ですが、まずは最も意見の多い大変なことをあるあるとして取り上げていきます。
病院薬剤師は夜勤がある
あるある5つ目は夜勤があるということです。
勤務形態は施設により様々ですが、ドラッグストア薬剤師のように定時で閉まるといったことがないため、病院薬剤師として働く上で夜勤がある可能性があるためその点をよく考慮する必要があります。
夜勤では救急患者や緊急入院した患者さまの調剤が主な業務内容となります。
忙しさは病院によって様々ですのでよく調べると良いでしょう。夜勤では手当がつくため稼ぎたいという方にとっては魅力的な点でもあります。
知識のアップデートが求められる
あるある6つ目は高度な知識を要するため、絶えず勉強をして新しい知識を吸収し続けなければいけないという点です。
もちろん、この点に関しては病院薬剤師に限った話ではありません。
しかし、先ほどもお話したように病院薬剤師は高度な知識を必要としています。
そのため、既存の知識だけでは到底業務をこなすことが出来ません。成長したいという方には良いかもしれませんが、そこまでして病院薬剤師に転職したいとは思わないという方は注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。この記事では病院薬剤師のあるあるをメリットとデメリットのように分けてご紹介してきましたが、事前に働く環境を知っているのと知らないのとでは選択の幅が変わってきますよね。
病院薬剤師は向上心の高い方や医療の最前線で働きたい!といった方にはとても良い環境なのではないかと思います。
繰り返しになりますが、病院薬剤師を目指している方はメリットやデメリットをしっかりと考慮したうえで、自分のスキルや価値観と照らし合わせて慎重に検討しましょう。
この記事を読んでくださった皆さんがより良い選択を行えるきっかけになれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!
陰ながら薬剤師としてより良いキャリアの実現を応援しています!