転職したい薬剤師!必ず知っておきたい知識

「転職したいけど、とても不安だ・・・」そう考えている薬剤師のかたはとても多いです。

「辞めようかな・・・」と悩みながら仕事をするのはとてもつらいですよね。私自身も同じ経験がありますので、とてもよくわかります。

今回は、そんな悩める薬剤師にむけて、「転職をどのように考え、実行していくべきか」ということについてお伝えしていきたいと思います。

この記事を通して、みなさんの人生が明るく開けるかもしれません。

1,「なぜやめたいのか」をはっきりと

やめたい理由

転職しようかとお悩みの薬剤師の中で、多く語られるのは「人間関係」のことです。これは薬剤師に限らず、多くの職業に当てはまることと言えます。

しかし、これは問題の本質ではないかもしれません。

例えば、「あの上司が嫌だ。」というのがよくあります。

また「あの新人がむかつく。」と、自分より後輩の悪口を言って人間関係が悪化してしまうこともあるでしょう。しかし、その職場の人間を嫌いになる理由の根本はそこではないかもしれません。

たしかに、そもそも性悪の人というのは一定以上います。相性が合わない人間もいます。しかし、多くの場合、そこにはハードワークであるということが起因しています。ハードワークの状況では、人に冷たくあたってしまうことも多くなります。

そして今までの経験から申し上げますと、本当にその職をやめたいとまでいってしまった人に限って、ハードワークを起因とした人間関係のもつれが多いのです。

辞めたい理由の根本を見る

ここから言えることは、もし人間関係が理由で辞めたいと考えている人は、自分は何が原因で、誰に対して人間関係の問題を抱えているのかを一つひとつ確認してみることです。

そうすることで、次自分が何をすればいいかがみえてくるはずです。

今の職場を辞めたいと考えている人で、他の理由をもつ人もいらっしゃいますよね。

例えば、年収をあげたい・キャリアアップ・もっと福利厚生をよくしたい・・・など、たくさんありますが、どれをとるにしてもその問題の根本はどこにあるのかをしっかり見極めていくことが重要なのです。

2,「転職したいのに、やめられない・・・」なぜ?

転職しようと思っているんだけど、踏ん切りがつかず、うまくいかない・・・そうお考えの薬剤師も多いのではないでしょうか。

すごく気持ちがわかります。

ここでは、なぜ決断がつかないのか、それをどう解決していくべきかをお伝えします。

やめられない理由

辞めよう辞めようと悩んでいるひとで多いのが、「自分が抜けたら職場がまわらなくなる」というのが挙げられます。

特に、日本では、特に地方で薬剤師不足が深刻な状況でありますので、一人薬剤師がいなくなっただけで、他のスタッフの負担は大きくなってしまうことになるかもしれません。

また、そんな激務だからこそ辞めて他の職場に行きたいのに、上司に言ったら怒られてしまいそうだし、言い出しにくい・・・という悩みもあるかもしれません。

さらに、もし無理やりやめたとしても、転職活動に失敗してしまったら、それこそ人生終わってしまう・・・と考えている人もいるかもしれません。

ネガティブシンキングをやめよう

上記でやめられない理由を挙げていきました。

このように悩んでいる時、他の人の気持ち等も考えなければいけないので、答えが出ず、とてもつらいですよね。

ここでおすすめするのは、「自分がなんのために働いているのか」を改めて考え直すということです。これは仕事をする上での原点とでもいうべきことです。

純粋にお金のために働いているのか、

人生のやりがいとして働いているのか、

家族のために働いているのか、

患者さんのために働いているのか、

なんのために働いているのかというのは本当にひとそれぞれです。

やめたいのにやめられないと考えているひとは、その職場が、自分のその目的にかなった働き方ができているのかを改めて見直しましょう。

そうすることで、ゴールをみすえた決断をすることができます。

ゴールをみすえた決断というのは、最後がはっきりしているので、途中でぶれることがありません。これを読んだ人は、今すぐネガティブシンキングを脱却して、自分にとって正しい決断をしましょう。

3,具体的に行動する

ここまでで、辞めたい理由・辞めたいのに悩んでいる理由をはっきりさせ、「転職しよう」と決意が固まった薬剤師のかたは、具体的に行動をおこしてきましょう。

おそらく、薬剤師として働きながらの転職活動となるであろうので、転職エージェントに登録して転職活動をするのが一番現実的だといえます。

なぜなら、それらのエージェントは、自分ひとりではみつけられることのできない求人を持っていたり、条件の交渉や面接対策などの総合的なケアを行ったりしてくれます。しかも、多くの場合、それを無料で行ってくれます。

「なぜ無料でそこまでやってくれるのか」と不安になってしまうひともいるかもしれません。これは、薬剤師の転職先が、求人サイトにたいして紹介料としてお金を払っているので、ユーザーのみなさんはノーコストでサービスを利用できるのです。

みなさんが考えるより、みなさんには相当な価値があり、その市場規模もとても大きいものとなっているんです。

~まとめ~

いかがだったでしょうか。

ここまでで、具体的な転職活動のイメージがついたでしょうか。

上記でも述べたとおり、本当に大事なのは、「現状を正しく分析し、勇気をもって決断する」ということです。それさえできれば、自然とみなさんの人生もより良い方向へと向かっていくはずです。

みなさまの幸せをこころよりお祈りしています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。