薬剤師の転職でミスマッチを防ぐには、コンサルタントの協力が必要不可欠となります。
とはいえ薬剤師の転職サイトだけでも色々なサイトが存在しているので、その中から優良なコンサルタントを探すとなると、非常に難しく感じると思います。
確かに闇雲に探す場合は、良し悪しの判断が付きにくいですが、悪質なコンサルにも特徴がありますので、しっかりと把握しておけば安心です。
今回は転職活動を成功させたい薬剤師の方のために、コンサルタントの良し悪しを見分けるための方法について紹介していきたいと思います。
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薬剤師の転職サイトではコンサルタントからのサポートが全て無料で受けられる！
薬剤師の転職サイトに登録すると、コンサルタントが各薬剤師のサポートに付きますが、初めて利用する方などは一体どんなことをするのか、ピンとこないという場合もあるでしょう。
しかし転職コンサルタントによるサポートは、どれも薬剤師の転職に役立つものばかりです。
薬剤師専門の転職サービスで利用できるサポートは以下のようになります。
転職サイトで受けられるサポートの種類
- コンサルタントによるキャリアカウンセリング
- カウンセリングを参考にした上での求人紹介
- 履歴書の添削と面接対策
- 給料や雇用条件についての交渉
- 面接同行
これら全てのサービスが無料となっているので、どのサービスを利用しても登録者に負担がかかることは一切ありません。
多くの場合働きながら転職活動しなければならない薬剤師にとって、コンサルタントのサポートはとても大きな助けとなるはずです。
転職サイトを利用する薬剤師のための悪質なコンサルタントを見分ける方法
上記のように転職サイトのサービスは、薬剤師によって非常に有益なサポートとなるものばかりですが、何の考えもなくただコンサルタントまかせにしてしまうと、職場とのミスマッチを起こしてしまう可能性があります。
なぜなら薬剤師専門の転職サイトでコンサルタントのサポートを受ける場合、担当コンサルの良し悪しによって転職が成功するかどうかが左右される、と言っても過言では無いからです。
転職失敗を防ぐには悪質なコンサルを見抜く目を持つべし！
転職サイトのサポートは非常に有効ですが、実のところコンサルタントの質はピンキリとなっています。
悪質なコンサルにあたってしまったことで、相談した薬剤師の希望に沿っていない職場に入社させられてしまい、転職を後悔したという話も残念ながら存在するのです。
そのため薬剤師はある程度、転職コンサルの良し悪しを見極める目を持つことが必要となります。
薬剤師の転職活動で絶対に関わりたくないコンサルタントの特徴
悪質な転職コンサルタントは残念ながら存在するものの、その良し悪しを判断する方法が存在しないわけではありません。
薬剤師の転職成功を妨げる悪質コンサルには以下のような特徴があります。
- 都合の良い営業トークばかりで求人を推してくる
- 薬剤師の都合関係なく、ひたすら転職を急かしてくる
- メールや電話での営業がしつこすぎる
都合の良い営業トークばかりで求人を推してくる
どの薬剤師転職サイトでも登録者を内定させることで、転職コンサルタントの報酬に金額が上乗せされるシステムになっています。
薬剤師に転職してもらわないと、コンサルタントの儲けにはならないので、ノルマを達成すべく都合の良い情報ばかり述べて、求人を推してくることがあります。
この場合客観的な情報もなく、薬剤師を食いつかせるために都合の良いことしか言いません。
ただし本当に良い求人の場合もあるので、メリットだけでなくデメリットなど気をつけるべきポイントも、ちゃんと聞き出すようにしましょう。
良心的なコンサルであれば、メリット・デメリット双方をきちんと説明してくれるはずです。
薬剤師の都合関係なく、ひたすら転職を急かしてくる
コンサルタントの中には薬剤師に転職を急かしてくる場合もあります。
こちらの場合も営業成績で報酬をアップさせるために、担当の薬剤師をさっさと転職させようとするパターンですね。
転職を急かすだけなら受け流すことも可能ですが、さらに期限付きで転職を迫ってくるパターンもあります。
期限を付けて応募を迫ってきても言いなりになる必要はない
たとえば良い求人があるけれど他の応募者と被っているから、後20分で決めて欲しいと言って決断を迫ってくることがあります。
このように聞くと今決断しなければ損をするような気持ちにさせられますが、大抵の企業は2～3日程度なら待ってくれます。
コンサルタントの言いなりになって、応募を決めてしまう必要は全くありませんので、気を付けるようにしましょう。
応募をする前に企業の情報をしっかりと集めよう
逆に焦って応募してしまうと、希望とは違う職場に入社してしまう可能性大です。応募の前にちゃんと職場の雰囲気や、交渉条件が通るかどうかを確認しておきましょう。
聞き入れてくれない場合は、コンサル側の営業成績しか考えていないので、話をするだけ時間の無駄というものです。
メールや電話での営業がしつこすぎる
営業成績を気にするあまり、薬剤師にしつこく電話やメールでの連絡をしてくるコンサルもいます。
営業ノルマが報酬に響く仕事なので、良いコンサルでもまめに営業連絡をしてくる場合があります。
しかし仕事中でもお構いなく連絡してくるなど、日常生活に支障が起こるほどの連絡をよこすのはやはり考えものです。
特に現在の職場で勤務している最中にかかってきた場合、転職活動がバレてしまう可能性もあるので注意が必要です。
電話連絡があまりにも頻繁に来る場合は、かけてきても大丈夫な時間帯をあらかじめ指定しておく、又はメールでの連絡に切り替えてもらいましょう。
複数の薬剤師転職サイトを利用してコンサルタントを比較しよう
薬剤師の転職サイトは複数あり、どのサイトでも担当コンサルタントのサポートを受けることができますが、より質の高いサービスを見極めたいであれば、1社だけでなく複数のサイトを併用して転職活動をすることをおすすめします。
複数のコンサルタントがいることで比較しやすくなる
薬剤師転職サイトのコンサルは各登録者一人一人に担当として付きます。
1社のみの利用ではそのコンサルの欠点は見えにくくなります。しかし他社のコンサルがもう一人付いている状態ならば、それぞれのコンサルを比較しやすくなります。
人のあら捜しをしているような気分になるかもしれませんが、かなり相性の良いコンサルタントに最初から出会うという幸運は中々ありません。
コンサルタントによって薬剤師の転職成功が左右されるのですから、むしろ薬剤師側がしっかりと主導権を握り、自分が担当を選ぶつもりでコンサルを見極めるようにしましょう。
登録する薬剤師転職サイトは2社～3社程度で充分
上記では複数の薬剤師転職サイトを利用すると述べましたが、複数といってもたくさんのサイトに登録する必要はありません。
薬剤師サイトを併用する場合は2社程度で充分、多くても3社程度に留めておきましょう。
多くの転職サイトにすれば、求人情報も集まりやすくなりますが、逆に情報量が多すぎて整理がつかなくなってしまいます。
複数の求人から転職先を探す時間も確保する必要があるので、求人数を自分で管理できる程度に収めておくために、登録するサイトの数は2社～3社程度にしておきましょう。
薬剤師の転職成功には良いコンサルタントが欠かせない！
以上のように悪質なコンサルタントにも特徴があるので、転職サイトを利用する際にはこれらの特徴に充分気をつけておきましょう。
良いコンサルであれば薬剤師の意志をきちんと尊重してくれますし、必要なアドバイスも適宜してくれますので、自分本位に動くことは滅多にありません。
職場とのミスマッチを予防するにも、大きく貢献してくれますので、良いコンサルに出会うためにも良し悪しを見極めるための眼は、持っておくに越したことはないと言えるでしょう。
薬剤師の方は是非コンサルタントの質にも注意して、転職活動を進めていただきたいと思います。
