2018年、小売業界年収ランキングで見事ワン・ツーフィニッシュを飾ったのが、大手ドラッグストアの『サンドラッグ』と『スギ薬局』でした!
この2つのドラッグストアでは、薬剤師が多く勤務しており、それはそれは多くの年収を得ているのです。
なんと2つのドラッグストアで働く薬剤師の平均年収は680万円を超え、20代の年収でみても450万円を超えているのです。
2018年、薬剤師の平均年収が585.6万円だったことを考えいると、『サンドラッグ』と『スギ薬局』はかなり高額な給料がもらえることがわかりますね。
今回は、そんな薬剤師の年収を年代別や職種別など、様々なジャンルでランキング形式にして紹介していきたいと思います!
私、周りに比べて年収低いかも…と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
年代別:薬剤師年収ランキング
上記の表は、年代別の平均年収を男女に分けて紹介したグラフになります。
どの年代も男性のほうが平均年収は高く見えますが、薬剤師全体の平均のため、派遣やパートで働いている女性の年収も含まれています。
そのためグラフ上では女性のほうが年収が低く見えますが、実際はそんなことありません。
また、年齢で見ると、50~54歳の時期がどの年代よりも平均年収が高くなっています。
ただ、全ての薬剤師がこのグラフのように順当に給料が上がっていくわけではありません。
なので、資格を取得したり、転職を重ねてキャリアを積んだりなど、様々なアクションを起こす必要があるのです。
おすすめのキャリアプラン
50代で800万円以上の年収を稼ぐために、薬剤師はまずキャリアを積まなくてはいけません。
一つの職場で長年務めることも良いのですが、個人経営の薬局や、大手ドラッグストアでないと思うように給料が上がりません。
そこで、おすすめしたいのが、30代で一度目の転職、40代で2度目の転職をすることです。
みなさんが思っているよりも薬剤師の需要は高く、いまもなお売り手市場が続いています。
なので、あなたが転職したいと思えば、いつでも転職先なんてすぐに見つけることができるのです!
ただ、一つ注意してもらいたいのが、この転職はあくまでキャリアアップのためにする転職であり、楽な職場に転職することではありません。
年収も今より高く、今よりも働きがいのある職場に転職するのがおすすめです。
職場別:薬剤師年収ランキング
薬剤師が主に就職する職場が、4つ!
- 調剤薬局
- ドラッグストア
- 製薬企業
- 病院
この職場の年収を比較すると、平均年収が高いのは製薬企業です。
次にドラッグストア。
調剤薬局や病院は、薬剤師としての知識や、対面接客ができるなどやりがいのある仕事です。
キャリアアップにも繋がりおすすめです。
ただ、先にも紹介したとおり、『サンドラッグ』と『スギ薬局』の平均年収はかなり高いです。
ドラッグストアは全体的に年収が高く、薬剤師から人気を集める職場となっています。
けど薬剤師になったんだから調剤薬局で働きたい…そのな方も安心してください。
ドラッグストアに内接している調剤薬局もあるのです。
そのようなドラッグストアは、かなり良い条件で働くことができるので、ぜひ求人サイトで探してみてくださ。
役職別:薬剤師年収ランキング
同じ職場でも、役職が上がると一気に年収が上がります。
そんなの当然ですよね…
けど、ドラッグストアの店長や、病院の薬剤部長になるとどのくらい年収が上がるのかまでは知らない方が多いのではないでしょうか。
職場 | 役職 | 年収 |
ドラッグストア | 販売員 | 450万円~ |
店長 | 700万円~ | |
企業 | 開発・研究 | 700万円~ |
MR | 800万円~ | |
病院 | 薬剤師主任 | 450万円~ |
薬剤部長 | 750万円~ | |
調剤薬局 | 一般 | 450万円~ |
本社管理職 | 800万円~ |
表からもわかるように、役職がつくのとつかないのではかなりの差があるんですね。
役職をつけて、ガンガン稼ぐためにはキャリアアップがやはり重要になってきます。
転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談して、今後のキャリアプランを一度作成すると、自分の中の指針が決まり50代までには稼ぎ柱になることができますよ!
薬剤師が年収1,000万円超えることはできる?
薬剤師が年収1,000万円超えることは、かなり難しいといえます。
大手企業の管理職になったとしても、1,000万円を超えることは難しく、もちろん他の職場でも難しいです。
ただ、医者や弁護士と比べると高額な年収はなかなか難しいのかもしれませんが、一般的な平均年収よと比べれば倍以上稼げるので、薬剤師はおすすめの職種です。
全職種の平均年収ランキングでも薬剤師は毎年いい順位につけているので、ぜひ薬剤師を目指してください!
稼ぐことだけを目的とせず薬剤師の仕事を楽しみながら、キャリアアップしていくことが一番大事です!