新卒で派遣薬剤師になれるのか!?徹底解説します

副業薬剤師

こんにちは!

「新卒で派遣薬剤師になるってどうなの?」

「給料が高いと言われている派遣薬剤師に興味がある!」

このようにお考えの新卒の方は結構いらっしゃるのではないのかと思います。

そこで、今回、「実際、新卒で派遣薬剤師になることはどうなのか」などの基本的な内容から、どのような人なら派遣薬剤師がおすすめなのか、派遣薬剤師のメリット・デメリットをお伝えいたしましょう。

新卒の薬剤師のかた必見の記事になりますので、ぜひ御覧ください。

新卒で派遣薬剤師になれる?

新卒で派遣薬剤師はやめるべきです。

ここではわかりやすく結論から述べさせていただきました。

新卒で派遣薬剤師になるのは、正直いってやめておいたほうがいいです。

以下ではその理由を述べていきましょう。

派遣社員には即戦力が求められる

下でもご説明致しますが、派遣薬剤師の給料はとても高いです。

そのぶん企業側から派遣会社に払う人件費もそれ相応に高額になることが考えられます。

なので、企業側としては、教育が必要な新卒フレッシュマンよりも、熟練されたプロ薬剤師を派遣薬剤師として雇いたい、と考えるのは当たり前のことです。契機満了になってしまう可能性もある

前提として、派遣薬剤師というのは同じ職場に1年以上働き続けることができません。

また、1~3ヶ月で契機が満了になることもあったり、不況などでいきなりクビを切られることもあったりします。

そうしたら、次の派遣先を探さなければならない、ということになりますが、派遣薬剤師の働き口が常にあるとは限りません

新卒で派遣薬剤師はやめておいたほうがいい

このような理由から、新卒で派遣薬剤師になることは、この他「経験が積めない」などの理由があるためおすすめできません。

以上のことからも納得いただけたかと思います。

それでは、次にどんな人なら逆におすすめできるんだろう、ということについて述べていきます。

派遣薬剤師がおすすめな方

ここでは派遣薬剤師がオススメな方がどんな方なのか、についてご紹介していきたいと思います。

ママさん薬剤師・パパさん薬剤師

派遣薬剤師が正社員と異なっている点は、勤務時間を調整しながら働けることができるということです。

昨今では男女関係なく子育てに関わる時代になってきました。

ですので、子供の送り迎えや育児の時間を確保したいという薬剤師さんなんかにとっては派遣薬剤師の働き方はとても魅力になると思います。

要介護者の家族がいらっしゃる方

こちらも上記パパママ薬剤師と同様で、

「介護の時間をしっかりとりたい、けどお金も稼がなきゃならない・・・」

このような方なんかにとてもおすすめです。

高時給で短い時間でしっかり働くことができます。

独立のための開業資金をためたい方

薬剤師の方で開業して独立される方というのも結構いらっしゃいますが、最初は、当たり前ですが、かなりお金がかかります。

ですので、短期間でがっつり稼いで開業したい開業家薬剤師さんにもおすすめであるといえます。

派遣薬剤師として働く上でのメリット

では、派遣薬剤師として働く上でのメリットはなんなのでしょうか?

以上で述べたことをも踏まえて3つの軸に基づいてみていきましょう。

高収入

言わずとしれたことですが、派遣薬剤師はとても時給が高いです。

時給が高いところですと、時給4,000円を超えるようなところもあり、頑張りによっては本当に稼げてしまいます。私の友人はそれで年700万円をもらっているひともいました。

時間の融通がきく

派遣ということで、正社員に比べますと、時間の融通がききます。

自分の働きたい時間にあわせて出勤すればいいですので、上記で述べました通り、他の用で忙しい方々なんかにもとてもおすすめです。

希望の勤務地で働ける

これ、結構大きいですよね。

特にすでに自分の持ち家があるとか、家族がいるなんて方なんかにとっては非常に重要な要素です。

派遣会社に希望をだせば、その条件下で探してくれますので、ぜひ派遣会社の担当者に申し出てみてください。

ここまでがメリット3本柱です。

では次にデメリットについても見ていきましょう。

派遣薬剤師として働く上でのデメリット

表があれば裏もあるもの。

メリットの次はデメリットをみていきましょう。

責任者になりにくい

派遣薬剤師は、その職場で在籍できる上限が1年までと決められているので、大きな責任をもった役職になりにくいということがあります。

ですので、肩書きなどにこだわる方はやめておいたほうが無難です。

限定された期間での職場

何度も申し上げているとおり、派遣薬剤師の上限は1年です。

ですので、1年たって仕事がなれてきたり、人間関係が良好になったりし始めたころに、その職場を離れなければならないという運命が待っています。

言い換えれば、いろんな職場でいろんな経験をし、そして自己成長につなげる、事にもなりますが、常に安定を考えている方にはおすすめできません。

まとめ:派遣薬剤師になる際は、さまざまなことを考慮しよう

いかがでしたか?

このように派遣薬剤師になるには、さまざまなことを考えなければなりません。

とにもかくにも、新卒で派遣薬剤師になるのはおすすめしません。リスクが高すぎます。

この記事があなたにとって理想の人生を送るのに有効であったなら、とても嬉しいです。

では!