薬剤師の転職で直接応募するの危険!転職エージェントに登録して職場を探すメリット

求人先へ直接応募する薬剤師

近年では、薬剤師が転職をする時に薬剤師専門の転職エージェントを利用することは当たり前になってきました。

一方で、求人を募集している薬局ドラッグストアへ直接応募を行い、転職活動をするケースもあると聞きます。

しかし、転職エージェントを使わないで求人へ直接応募することは実は危険がたくさん潜んでいるんです…。
条件面の交渉ができなかったり、実際に働いてみたらブラック企業だったなんてことも…。

そんな事態にならないように、この記事では求人へ直接応募する危険性と、転職エージェントを経由するメリットをわかりやすく紹介していきます!

薬剤師が求人へ直接応募するのと転職エージェントを使うのは何が違う?

転職活動の種類は大きく分けると二つあります。

一つ目は直接応募。二つ目は転職エージェントを活用した方法です。

これから、これら二つの方法を比較していきます

直接応募する転職の特徴

薬剤師が転職をする時に、直接応募を活用することによって得られるメリット・デメリットを紹介します。

メリット

  • 採用担当者の生の声が聞ける
  • 自分の興味がある転職先の情報だけを集められる
  • 自分のペースで転職活動を進められる

メリットは上記の3つが挙げられます。

求人へ直接応募する場合、面接の日程調整や条件交渉など、全てのことを自分でやらなければならないので、仕事の合間や休日を使って転職活動を進めていかなければなりません。
以外と時間がかかるので、この時点で転職に踏み出せなかったりするんですよね。

ですが、直接応募しか取り扱っていないような限定求人も存在します。
例えば、公務員などが一つの例として挙げることができます。
また、転職サイトに掲載されていない求人情報は全て直接応募になります。

しかし、職場環境や人間関係が不透明なので、直接求人先へ足を運んで確認する必要があります。

デメリット

  • 集められる情報に限りがある
  • 面接の日程や条件の交渉などを全て自分で行う
  • 相談相手がいない
  • 条件交渉を自分でやらなくてはいけない

デメリットは上記の4つになります。

自分が転職活動を行っていることを気軽に話せる仲間がいれば話は変わってきますが、薬剤師転職エージェントを活用しないと、基本的には孤独の戦いとなります。

また、日程交渉や条件の交渉などの自分からは言い出しづらいようなことも自分でやらなければなりませんので、自分自身にかかる負担も必然的に大きくなります。

転職エージェントを使って転職する時の特徴

転職エージェントを使って転職活動をすることによって得られるメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

  • 希望の求人がすぐに見つかる
  • 面接の日程や条件の交渉を行ってくれる
  • アフターフォローまで行ってくれる

メリットは上記の3つになります。

基本的に薬剤師転職エージェントを活用する初回時に、求職者とエージェントが1対1で面接を行います。

面接時にヒアリングされた内容をもとに求職者に求人情報を紹介してくれますので、自分で調べた時には見つからなかった好求人を紹介してくれることもあります。

面接の日程や転職先との条件交渉、内定後のアフターフォローまで行ってくれるので、自分ではめんどくさいなと感じることまで薬剤師転職エージェントにお願いすることが可能です。

デメリット

  • エージェントによって当たりと外れがある
  • 情報量が過多

デメリットは上記の2つになります。

担当するエージェントによっては、合う合わないがあるので、そこに関しては自分のフィーリングで判断しなければなりません。

また、エージェントにもよりますが、紹介してくる求人が、ドラッグストアだったり、病院だったり、企業だったりと情報量が過多になってしまう可能性があります。

なので、ある程度は自分の中で転職を行いたい業種を選んでおいて、いらない情報はすすめてこないように担当エージェントに言う必要があります。

薬剤師は転職エージェントを使った方が良い

二つの方法を比較してみたところ、薬剤師が転職を行う時には、直接応募ではなく転職エージェントを活用した方が良いと言えます。

集めることのできる情報量も申し分ないですし、転職先との面接の日程や条件交渉などのめんどくさいと思われるようなことも全て、転職エージェントがやってくれます。無料ですので任せらるところは任せた方が賢いと言えます。

担当している転職エージェントと合わなかった場合でも、複数の転職サイトに登録していることによって、転職エージェントを比較できます。

また、複数の転職サイトに登録することによって、最大限に転職エージェントを活用することができます。

どうしても直接応募するしかない場合の注意点

転職サイトを利用できないだったり、利用したくないという方も薬剤師の方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは直接応募をする時に気をつけたい三つの注意点を紹介します。

  • すぐに問い合わせる
  • 事前に情報を集めまくる
  • スケジュール管理

すぐに問い合わせる

直接応募からの転職を目指す薬剤師は基本的には孤独の戦いです。

相談できる相手は誰もいないことが多いので、求人情報を閲覧している時に疑問に感じたことがあったら、すぐに求人先に問い合わせましょう。

問い合わせても分からない場合は、その求人先には応募しないことが懸命です。

事前に情報を集めまくる

薬剤師転職サイトを利用して転職エージェントを利用する方も、情報を集める必要性はあります。

しかし、直接応募から転職を目指す薬剤師の方は、転職活動よりも前にどれだけ情報を集められたかによって、成功か失敗かの明暗は別れてしまいます。

情報を与えてくれる存在がいないので、自分で情報の取捨選択をしながら集め続けるしかありません。

希望している求人情報が1ヶ月後になくなっていたなんてこともありえますので、常に求人掲載をチェックする必要もあります。

スケジュール管理

直接応募からの転職を目指す薬剤師は、スケジュール管理をしてくれるエージェントのような存在はおそらくいないはずです。

なので、自分で転職先との面談日程を決め、スケジュールの管理をする必要があります。

直接応募で、ダブルブッキングをしてしまって、希望の転職先の面接に行けなかったという薬剤師の方も、稀にいらっしゃるので気をつけましょう。

迷っている人におすすめの薬剤師転職サイト

薬剤師転職サイトを利用するのは分かったけど、どれを利用すれば良いのかさっぱり。という薬剤師の方は、今から紹介する三つの薬剤師転職サイトに登録しておけば問題ないです。

  • マイナビ薬剤師
  • 薬キャリ
  • 薬剤師転職ドットコム

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、転職サイトの運営や数多くの人材紹介業を手掛けるマイナビグループが運営する薬剤師転職サイトです。

また、薬剤師の満足度が高いことでも有名です。

求人数は公開・非公開求人数を合わせると約60,000件以上あり、国内各地に検索網を張り巡らせています。なので、地方の転職を目指す薬剤師の方も問題なく利用することができます。

薬キャリ

薬キャリは、医療従事者向に様々な情報提供を行っていることで有名の、エムスリーグループが運営している薬剤師専門の転職サイトです。

薬剤師の登録者数が10万人と、全薬剤師転職サイトの中でNo.1なことが一番の強みです。

また、登録者だけでなく求人数も約5万9,000件以上あります。

転職に失敗したくない薬剤師にとっては、高い信頼度と求人数はかなり魅力的であると言えます。

薬剤師転職ドットコム

薬剤師転職ドットコムは、医療業界の転職支援を専門に手掛けているメディウェルが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

第一志望内定度が90%以上、利用者満足度は95%を超えています。

上記で紹介した2社と比べると、求人数は約1万5,000件と少ないです。ですが、一番の特徴は薬剤師転職ドットコム独自の非公開求人が存在するということです。

他の薬剤師転職サイトでは扱うことが不可能な求人が数多くあるので、求人の少なさを質で上回っている薬剤師専門の転職サイトです。

まとめ

直接応募を利用した転職方法と、転職エージェントを活用した二種類の転職方法の特徴を比較してきましたがいかがだったでしょうか。

転職を希望する薬剤師が直接応募から得られるメリットは本当に数少ない物であったことが分かって頂けたと思います。

どうしても直接応募が良いんだという方は、先ほど紹介した三つのことに注意しながら、転職活動を進めて頂けたらなと思います。

それ以外の方はぜひ転職エージェントを活用してみて下さい。