薬剤師の就職活動対策！～新卒編～

薬剤師の方々には色々な進路先があると思います。

しかし多くの人は新卒としてどこかの企業や病院、薬局に就職することでしょう。

そんな時、

「これまで就職活動の対策を全然していない！」

なんて方がいらっしゃると思います。

逆に十分に対策を施しているつもりでいても、不安でいる方もいらっしゃると思います。

そこで今日は新卒の薬剤師の方に向けて、就職活動について徹底解説し、少しでも不安を取り除いてもらいたいと思います。

Contents

1 他の薬剤師は新卒でどこに就職するの？
- 1.1 新卒薬剤師の病院の就職事情とは？
- 1.2 新卒薬剤師の企業の就職事情とは？
2 新卒の薬剤師は何を注意するべきなの？
3 新卒薬剤師の就職を失敗させないためには？
4 まとめ

他の薬剤師は新卒でどこに就職するの？

多くの他の新卒の薬剤師になる大学生が求めるものは「給料」と「取得できるスキル」があります。

そういった就職軸で多くの新卒の薬剤師の方は就職先を選ぶので、多くの薬剤師の方が企業や病院に就職します。

そこで病院と企業の給料と取得できるスキルを紹介したいと思います。

新卒薬剤師の病院の就職事情とは？

薬剤師学生の就職先の人気No1は「病院」です。

薬剤師のファーストステップとして多くの学生は病院を選択するようです。

下の表が新卒の病院薬剤師の年収事情です。

初任給	平均年収
約20～25万円	約420～650万円

このように病院薬剤師は他のドラッグストアや調剤薬局等と比べると、年収は低い傾向にあります。

では何故多くの新卒の薬剤師が病院という就職先を選ぶのでしょうか。

それは取得できるスキルに魅力があるみたいです。

対応する処方箋の枚数や科目が多いため、幅広く豊富な知識が身に付く
最先端の医療現場に常に携わっていられる
キャリア形成という面で泊が付く

上の項目がよく言われる病院の魅力たる取得できるスキルです。

今後キュリアをもった薬剤師として、活躍したい新卒の方々にとって病院は最高の就職先なのかもしれません。

ここで、下に新卒で病院に就職した薬剤師の方の口コミを紹介したいと思います。

新卒で病院に就職した薬剤師（26歳女性）

私は自分の出身の大学の大学病院にそのままエスカレーターで就職しました。毎日新しいことを学び、新しいことに触れられ、そして多くの患者様とコミュニケーションをとっています。給料以上のやりがいや成長を感じております。是非、自分の通う大学に病院が併設されていなかった場合でも、病院への就職をおすすめします。やりがいとキャリアアップには非常におすすめかと思います。

次に、病院についで人気な新卒の薬剤師の就職先である「企業」についてお話していきたいと思います。

新卒薬剤師の企業の就職事情とは？

病院についで、新卒薬剤師から人気を博する就職先は企業です。

有名製薬会社など、多くの学生が望む就職先です。

まずは新卒の薬剤師の企業の年収を見てみましょう。

初給料	平均年収
約20～25万円	約600～1200万円

上の表を見ていただければ分かる通り、新卒の企業薬剤師の年収はかなり幅が広いです。

先程の病院薬剤師の年収などと比べてもわかっていただける通り、企業によります。

では、企業ではどのようなスキルを取得できるのでしょうか。

最先端の薬事知識が常に入ってくる
薬剤師でありながら、営業力が身に付く
社会人としてのマナーやスキルが自然と身に付く

このように新卒の薬剤師が企業に就職する場合、上の項目のようなスキルを得られます。

実際、病院と同様に最先端のナレッジと技術に常に触れ続け、そして安定した環境と収入で働くことができるという意味では人気な理由は納得できます。

下に実際に企業に新卒で入社した薬剤師の方の口コミを紹介します。

企業に就職した新卒薬剤師（25歳男性）

卒業後の進路はみんなが病院やら製薬会社という流れであったので、自分もその流れに載っかり就職いたしました。薬剤師になろうと決めたときには、まさかサラリーマンに自分がなるとは思ってもいませんでしたが、実際に自分の周りにもそういう人は多く、普通なことなんだと思い、安心しました。今後将来どのような道を歩むかわかりませんが、任された仕事は責任をもって全うしたいと思います。

では上記のような病院や企業に新卒で就職するときにどのようなことを気をつけるべきなのでしょうか。

ここからは新卒の薬剤師の方々が就職に失敗しないためのノウハウをお話していきたいと思います。