薬剤師の転職において、さまざまな悩みがあると思います。
「どんな転職先が自分に向いているの?」
「どんな転職サイトがおすすめなの?」
「ここの転職サイトのコンサルタントは優秀なの?」
などなどです。
しかし、最も多いと言っても過言ではない悩みは
「志望動機って何を書けばいいの?」
ではないでしょうか。
転職経験が少ない薬剤師の方が大半のなかで、成功させる志望動機の書き方はなんであるのか気になると思います。
そこで、今日は転職成功を左右する志望動機の書き方を伝授したいと思います!
これから転職をしようと考えている薬剤師の方々は是非参考にしてみてください。
Contents
志望動機って本当に重要なの?
転職を成功させるために、志望動機は非常に大切な役割を果たします。簡単にいってしまえば、転職における選考フローの中の一部に組み込まれているからです。
しかし、これでは納得しないと思います。
そこで最も大きな理由は、中途採用はこれまでの経験を問うからです。そして、履歴書における志望動機はこの経験を示す方法であり、その経験がどのように活きるかの熱意の証明にもなります。
すなわち履歴書とは、「その職場でどのように活きるかの自分のスキル」と、「その職場に対する自分の想い」を伝える手段なのです。
したがって、就職活動も含め、転職活動においては特に志望動機は大切になってきます。
人事の担当者は志望動機のどこを見ているの?
では中途採用における、志望動機はどのように人事部の担当者に評価されているのでしょうか。
ここでいくつか個別具体的にお話していきたいと思います。
- なぜ「この職場」で働く必要があるのか?
- どのようなキャリアプランをもっているのか?
- 転職し、どのような成果をあげたいと考えているのか?
- 前職の退職した理由はなんであるのか?
が主に挙げられます。
1つ目は、この職場でなければいけない理由です。これはかなり難しいのですが、希望する職場でなければいけない理由をロジカルに伝える必要があります。
2つ目はどのようなキャリアプランをもっているのかです。これは1つ目の「この職場」でなければいけない理由にもなるのですが、このビジョンが明確であるかどうかで志望動機の説得力が増します。
3つ目はどのような成果を上げたいかです。採用担当者はこれまでにどのような経験を積んできたかに加えて、これからこの職場でどのようなことをするのかも大切にしています。その成果に対するスキル視点での裏付けと、熱意を伝える必要があります。
4つ目は前職の退職理由です。これはネガティブな人材をふるい落とす作業に当たります。たとえば前職の退職理由が自分の怠慢を理由にしているケースは良い印象ではないでしょう。何らかの理由をもって、辞めたことをしっかりと伝えるべきです。
志望動機に書いてはいけないことって?
では、ここで志望動機にどのようなことを書いてはいけないのでしょうか。
ここではそのディテールを解説していきたいと思います。
ネットからの引用志望動機
これは当たり前のことだと思いますが、たまにインターネットから志望動機を引用している方がいらっしゃいます。現在、ネット上にはさまざまな例文が掲載されていますので、その志望動機が受かったものだからといって、転用するのはリスクでしょう。
これは採用担当者に引用したものだと発覚する危険性もあるうえに、面接に進んだ時の深掘りの際、ボロが出てしまうかもしれないからです。
どんな華々しい志望動機出ない場合でも、とにかく自分の言葉で書くことをおすすめします。
具体性にかける志望動機
「経験を活かしていきたい!」、「御社の企業理念に共感いたしました!」などなど、これらの言い分は一見素晴らしく聞こえるかもしれません。
たしかにゆっていることは正しいのです。
しかし、「経験を活かしたい!」で言えば、「どんな経験をいつ、どこで、どうやって活かしたいの?」っと考える必要があります。
その具体性にかける発言は、企業に対する熱意の欠如と捉えられてしまうかもしれません。
ロジカルに、具体性をもった志望動機を考えましょう。
会社への貢献の熱意が伝わらない
新卒の採用と異なり、転職のようなキャリア採用は即戦力を求めています。
よくありがちな「成長したい!」や「育児との両立をしたい!」は経営者・採用担当者からしてみれば求める人材ではありません。
会社はボランティアではないです。一人の人材を雇うコスト以上の期待リターンを求めています。
そこで会社への貢献意識が見られない志望動機は弾かれてしまうでしょう。
転職を成功させるために志望動機で大切なことは?
これまで志望動機として、見られている点や書いてはいけないことをお話してきました。
では、どのような志望動機が採用担当者にウケがいいのでしょうか。
ここでは採用担当者が求めるような志望動機を紹介していきたいと思います。
志望動機は自分の言葉で書くこと!
先ほども志望動機における書いてはいけないことでお話しましたが、採用担当者はその志望動機に熱意や裏付けという観点で見ています。
その志望動機が自分で書いていない物、自分が本当に考えていないことであると例え書類審査が通ったとしても、面接で落とされてしまいます。
自分の思い、すなわち本当に自分が伝えたいことを誠実に綴ることが大切だと思います。
この職場で自分が何ができるのかを書くこと!
自分がもしその職場へ転職した場合、その職場にどのような貢献ができるどうかという視点で、志望動機を書くべきです。
また、そのスキルを会社が求めているのかというマッチングという点でも必要となってきます。
転職のようなキャリア採用は「即戦力」を求めています。
したがって、自分の持っているスキルは明確化しておくべきです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これから転職を考えている薬剤師の方々は、この記事を参考にし、受かる志望動機を書くようにしましょう!
読者様の転職活動が成功することを心より願っております。
こちらに薬剤師の転職で採用される方法についてより詳しく解説しております。
是非参考にしてみてください!