「人手不足で薬剤師が足りてない!」
「薬剤師は資格職だから、なんだかんだ就職できるよ」
こんなことを聞いて安心している薬剤師の方、いませんか?
確かに、薬剤師の業界は人手不足であり、資格職だから重宝されます。
しかし、そんな職業でも採用されない人はされないんです。
「なんで採用されないんだろう?」
「どうすれば採用されるの?」
こんな疑問を抱いたそこの薬剤師の方!
あなたが求める職場に採用していただけるように、アドバイス致します。
是非、この記事を参考にしてみてください!
転職活動でなぜ不採用になる?採用・不採用の違いは?
まずここではどのような薬剤師の方が転職において不採用になるのか、徹底解説していきたいと思います!
まず不採用になる方はどういった特徴なのか、紹介していきます!
不採用になる薬剤師の特徴は?
不採用になりやすい薬剤師の特徴は以下の通りです!
- 新卒をすぐにやめている
- 前の職場・仕事の悪口を言う
- 入社意欲を感じられない
- スキルの必要性を感じられない
では、それぞれについて詳しく解説していきたいと思います。
新卒をすぐにやめている
これは第二新卒の転職活動におけるケースです。
よく第二新卒で転職する際に、みなさんがネックとされるのがこの新卒の職場をすぐに辞めているということです。
これは採用者は「根性がない!」や「うちの職場もすぐに辞めるだろう」と感じてしまう場合が多いです。
したがって、
もし新卒の職場をすぐにやめてしまったのならば、その辞めた理由を考えてください。
例えば、「自分の学びたい部分は学び得たから」等、理由を明確にしていくべきだと思います!
前の職場・仕事の悪口を言う
転職を決めた薬剤師の方の多くは、前の職場に対して多少なりとも不満があると思います。
なぜなら、それが転職の主な理由だからです。今の職場よりも前の職場は魅力的であると考えるから、薬剤師の方々は転職をするのです。
そこで気をつけなければならないことがあります。
それは前の職場の不平不満を伝えてしまうことです。
これは採用者の印象をかなり悪くしてしまいます。
どんなに悪い職場であり、それに対して不満があったとしても、「本音と建前」を大切にしてください。
しかし、辞めた理由を聞かれるかもしれません。そこでは客観的にその事実だけを述べてください!
例えば、「上司がわからずやだった!」というならば、「若手が活躍できる風土がなく、私には向いていなかった」等のように言い換えることも大切です。
入社意欲を感じられない
転職の採用において、大事なことが2つあります。
それは「熱意」と「スキル」です。
すなわち、その人が「うちの会社に入りたいとどれだけ思っているのか」という点と、実際にその人は「うちの会社にどれだけ貢献できるのか」という点です。
その点で、入社意欲を感じられない方は採用されません。
では、「どのようにすれば採用意欲を伝えられるのか?」と考えるかもしれません。
それは「どれだけうちのことを調べて来たのか」や「どれだけうちのサービス・商品を使っているのか」、「どれだけうちに感謝しているのか」等さまざまです。
多くのケースでは、実際に企業研究を重ね、企業理念等を把握し、自分がマッチしている等を伝えることが「どれだけうちのことを調べてきたか」につながると思います。
ぜひ、採用されたい職場があるなら何度も足を運んでみてください!
スキルの必要性を感じられない
これも先ほどお話した、採用に必要な2つのことの1つです。
自分の積み上げてきたスキルやもともと持っているスキルが、その会社にどれだけ必要とされるのかが問われます。
これが実際にマッチングしていない場合、採用側はあなたを必要としないでしょう。
例えば、「とある調剤薬局に就職したい!」と考える人が面接の場で、「私は大学で電気工学を専攻していました!また、プログラミング言語もいくつか書くことができます!」とアピールされても、採用者は彼を採用しないと思います。
これは極端な一例ですが、もし自分が本当に入りたい職場があるのならば、その職場が求めるスキルを持っていることをアピールすることが採用における必須条件だと思います!
採用したいと思われる薬剤師の特徴は?
今まで、採用されない薬剤師の特徴などをお話してきました。しかしここでは採用される薬剤師の特徴をお話したいと思います!
その特徴は以下の通りです。
- 人当たりがいい
- やる気が感じ取れる
- 勤務時間等の融通が利く
人当たりがいい
転職先の職場によれば、患者さんやクライアントとの対面のコミュニケーションを必要とされる場合があると思います。
例えば、病院薬剤師や調剤薬局の薬剤師は患者さんとのコミュニケーションは非常に大切です。患者さんの薬歴等を把握しておくことも仕事であり、おくすり手帳を持っていない方からは口頭で聞き出すしかありません。
また、製薬会社などのMRの業務はクライアント(薬剤師や医者など)と会い、薬を買ってもらわなければいけません。
そこで、このようなコミュニケーションの必要とする業務を卒なくこなせるかどうか、採用者は見ています。
笑顔ではきはき、自分をアピールしましょう!
やる気が感じ取れる
これは言語化しにくい部分でもありますが、先ほどの採用されるのに必要な「熱意」の部分につながると思います。
やはり、うちの仕事にやる気を持っていると感じられれば、採用者にはかなり好印象になります。
具体的な方法としては、実際に会社や業務のことをしっかり調べ、自分が何をしたいのかをしっかり伝えることが有効的であると思います!
「何をやっているのかわからないので、入ってから自分に合ったものをやりたいと思います!」
という方よりも、
「〇〇という業務が御社では強いとお伺いしたので、私は〇〇をやりたいと思います!」
と具体的に伝えたほうがやる気は伝わります。
勤務時間の融通が利く
これは視点をかなり採用者側に寄せています。
想像しやすいと思いますが、その転職希望者がどんな時間でも入れますと言ってくれれば採用しやすいです。
AさんとBさんがいるとします。Aさんは「月曜日と水曜日の午前、木曜日、金曜日の午後しか入れません」、そしてBさんは「月火水木金土、いつでも入れます」ならばBさんを採用するでしょう。
なぜなら、その職場で働くひとは転職希望者さんだけじゃないからです。他の従業員との兼ね合いが必要になるため、Aさんのような出勤が限定的な人は採用しにくいでしょう。
なので、もし転職をする際はなるべく出社できることを伝えましょう!
いかがでしたでしょうか。
ここでは転職において、採用される人と採用されない人の特徴を詳しくお話してきました。
実際に、「自分はどういう人であるのか」をしっかり俯瞰的に見るようにし、不採用の特徴があるなら改善していくようにしましょう!
そこで、次は採用される人のコツをお話ししていきたいと思います!
採用されるコツってなに?
ここでは薬剤師の転職の際に、採用されるコツなんかをお話していきたいと思います。
実際に、自分のマインドセット等だけでは採用されない部分もあります。
そういったことの対策として、テクニック面での解説をしていきたいと思います。
では早速、採用されるコツはこの3つです!
- 計画的に転職活動をしている
- 情報戦に制している
- 実際に採用された経験のある人がメンターとしている
ではこれらを詳しく解説していきたいと思います。
計画的に転職活動をしている
薬剤師の転職において、採用される1つ目のコツは計画的に行っているかです。
実際に、転職の際に複数の職場を面接・面談すると思います。
その際に、自分の本命の職場が最後に来るように、すなわちそれまで緊張しないための慣れを作るためにいくつか面接をいれる等するべきです。
計画的に転職活動を行うことで、自分の本当に行きたい職場への採用確率を圧倒的に向上させることができます!
情報戦に制している
薬剤師の転職のおいて、次に大切なことは情報戦に制することです。
ここでいう情報戦とは求人情報から会社・店舗の業務情報まで含みます。
実際に、自分の転職への「熱意」を伝えるために、会社・店舗の業務情報を知ることは大切なことです。
具体的な方法として、会社・店舗で実際に働いている人にお伺いするというのは有効な手段だと思います。
実際に採用された経験のある人がメンターとしている
これは先ほどの情報戦を制するためにも必要なことなのですが、自分の希望とする職場で働いている方をメンターにする必要があります。
実際に働いている人は、一番その職場の情報を持っています。
その良い点や悪い点を聞いた上で、納得して面接に来たとなれば、その熱意はひしひしと伝わると思います。
そのためにも、実際に職場で働く人を相談役として設けてください。
しかし、実際に希望した職場のメンターを捕まえることや、情報戦を制するための内部の業務情報を獲得するのは非常に難しいかと思います。
そこで、それらの情報を得るためにも薬剤師の転職サイトを活用することをおすすめします。
薬剤師の転職サイトであれば、そこのキャリアコンサルタントは数多くの転職者を見てきているので、さまざまな情報を保有しています。
そこで、どのような転職サイトがおすすめであるのか紹介したいと思います!
転職に絶対勝てる!おすすめの薬剤師転職サイトはどこ?
ここでは、転職における多くの情報を手に入れるため、活用すべきおすすめの転職サイトを紹介したいと思います。
是非、参考にしてみてください!
- 薬キャリ
- マイナビ薬剤師
- ファルマスタッフ
- リクナビ薬剤師
これら4つの転職サイトを詳しく解説していきたいと思います。
転職に有利?薬キャリをおすすめ
最初に紹介するおすすめの転職サイトは「薬キャリ」です。
ここは口コミ人気No1の薬剤師転職サイトです!
m3グループを母体とし、登録者数も業界No1となっております。
ドラッグストアから病院の求人を幅広く紹介しているので、複数転職サイトを登録するなら「まず1つ目に登録!」すると良い転職サイトです。
サポート力に自信あり?マイナビ薬剤師をおすすめ
次に紹介するおすすめの転職サイトは「マイナビ薬剤師」です。
マイナビ薬剤師は求人件数48.000件以上であり、平均紹介求人数も18件以上と、満足のいく転職を成功しやすいものとなっています。
キャリアコンサルタントの質も高く、評判の高い転職サイトです。
ここでは実際にマイナビ薬剤師を利用している方のお話をお伺いしたいと思います。
マイナビ薬剤師を利用した方の口コミ(30代男性薬剤師)
この男性の口コミから分かる通り、マイナビ薬剤師のキャリアコンサルタントの質は評判が高いと言われています。
ぜひ、メンター探しにマイナビ薬剤師に登録してみてはいかがでしょうか。
マイナビ薬剤師について、もっと詳しく知りたいという方は上の記事も参考にしてみてください!
提案力No1?ファルマスタッフをおすすめ
次に紹介する薬剤師転職サイトは「ファルマスタッフ」です!
このファルマスタッフもユーザー満足度も非常に高く、提案力も高いと評判の転職サイトです。
実際、求人数が業界トップクラスという理由もあり、自分の希望する働き方の転職先が見つかりやすいです。
また、キャリアコンサルタントは提案する職場のディテールをしっかり把握している点でも、情報戦を制するという意味ではかなり使い勝手の良い転職サイトだと思います。
安心感が最も強い?リクナビ薬剤師をおすすめ
次に紹介する薬剤師転職サイトは人材最大手のリクルートグループを母体とする「リクナビ薬剤師」です。
このリクナビ薬剤師はリクルートグループを母体にするだけあり、安心感のある転職活動をすることができます。
というのも、人材業界最大手の母体が運営するということもあり、人材に対する経験値が圧倒的に多いのが特徴だからです。
経験の豊富なキャリアコンサルタントがサポートをしてくれるという意味でも、非常におすすめの転職サイトです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は実際に薬剤師の転職における、採用についてフォーカスして解説していきました。
この記事を参考に、読者さまの転職が成功に導かれることを心より願っております。
ありがとうございました。