こんにちは!
「普通に薬剤師として働いてるけど、単発で派遣薬剤師の仕事ができるって本当?」
「薬剤師の派遣労働って、どんな感じなの?」
このように感じている方は多いと思います。
そこで今回、単発派遣薬剤師が、どんな実態になっているのかを、徹底的に解剖していきましょう。
注意点やメリットデメリットなどもあげていきますので、ぜひご覧ください。
Contents
単発派遣薬剤師の仕組みについて
まずは、派遣薬剤師の単発派遣について、労働派遣法をもとにその実態を見ていきましょう。
派遣法の改正について
現行の労働派遣法では、単発派遣が原則的に【禁止】されています。
しかし、例外として、以下の方々はその禁止の適用範囲に入らない、とされています。
1,学生
2,年収が500万円の方
3,世帯年収が500万円以上の方
4,60歳を超えた方
まず、単発派遣を考えている方は、1~4の要件に当てはまるかどうかを確かめる必要があります。
ここで当てはまらないと、派遣会社のほうでそもそも扱ってもらえません。
単発派遣薬剤師のメリット
先ほどの要件に当てはまりそうな方、次に単発派遣薬剤師のメリットについてお伝えしていきます。
以下の4点を軸にしてお伝えしていきます。
1,高収入求人が多い
一度求人をみればわかりますが、単発派遣薬剤師の時給はとてつもなく高いです。
ざっとみただけでも、「時給3,000円」を超えるものがずらっと並んでおり、お金を稼ぎたい方にとっては大変魅力的であると言えます。
どうしてそこまで高いのか、というと、これは「どうしてもその職場に、その時間帯に薬剤師が必要であること」、「先ほどの労働派遣法の改正で、そもそも単発派遣労働者として働ける方が少なくなったこと」などが挙げられます。
2,人間関係が煩わしくない
”単発”というほどですから、その日または数日しかその職場に入らないわけです。
ですので、長期的な人間関係に悩む必要がありません。
そのときに人とトラブったとしても、「どうせその日だけだから」と我慢することもできます。
逆に、裏を返せば、人間関係については、そこまで深い関係を作ることは難しいことは、理解しておきましょう。
3,いろんな経験ができる
単発派遣では、短期間であらゆる職場に赴くことができます。
ですので、いろんな業種の違いなどを肌で感じることができる訳です。
「いろんな経験をしてみたい!」という方にとっては、まさに超魅力的な働き方であるということができます。
4,働きたいときに・・・
働きたいときに働ける、というのも大きなメリットとなります。
もちろん、上記の「単発派遣労働者として働ける要件」を満たしていることは前提ですが、自分の本業や主婦としての仕事が休みになる時、お金がほしければ稼ぎにいけます。
一日で3万稼ぐこともできますので、働けるときにこんなに稼げるのはとてもメリットですよね。
単発派遣薬剤師のデメリット
ここまで、メリットを中心にお伝えしてきましたが、デメリットもあります。
ですので、次にデメリットも包み隠さずお伝えして、その全貌を徹底的に解剖したいと思います。
1,即戦力を求められる(研修がない)
薬剤師で単発をやるともなると、求められているのは薬剤師としての即戦力です。
人手が足りないからこそ単発派遣を呼んでいるわけで、研修などをする時間はありません。
だからこそ、仮に単発派遣労働の要件を満たしているとしても、ブランク明けだったりする場合は、止めておいたほうが良いです。
2,求人がないこともある
魅力の多い単発派遣ですが、常に求人があるわけではありません。
どんなときでも求人があるわけではないということは、いつでも仕事があるわけではなく、お金が入るのも不安定になるということ。
常に単発派遣における収入を期待しておくのは危険と言えます。
3,スキルアップできない
同じ場所に少ししかいれないので、スキルアップなどは望めません。
むしろ、今までやってきたことを確認する仕事が多くなります。
単発派遣において、新しいことを学んだりすることは期待しないでおきましょう。
4,緊急時に駆り出されるので・・・
何度もお伝えしている通り、なぜわざわざ高い時給をもって派遣労働者を呼んでいるかというと、それは人が足りないからです。
ですので、思っているより多忙な状況があります。
「体力的にきついかな」とかんじている場合は、派遣会社に、派遣先の状況などをしっかり伝える必要があります。
まとめ:転職を通して、理想の人生を!
どうでしたか?
ここまでで、単発薬剤師派遣について、メリットデメリットを通して、その全貌をお伝えしてきました。
この記事をもとに、あなたの理想の人生のきっかけになれれば幸いでございます。
単発派遣薬剤師は、ハイリスクではありますが(忙しいなどといった意味で)、ハイリターンでもあります。
そのへんを理解したうえで、単発派遣薬剤師をするかどうか決めて下さい。
では!