薬剤師の転職失敗談を大公開!絶対失敗したくない人へ

失敗談をもつ薬剤師

こんにちは!

この記事をお読みになっている方の中で、

「転職したいけど、不安だなあ・・・」「どんなことに気を付ければいいんだろう・・・」

このようにお考えの方も多いかと思います。

そこで今回、そのようにお考えの方のために、今まで薬剤師として転職した経験がある方に、実際の失敗談をお聞きして、まとめました。

うそいつわりのない生の声ですので、転職でお悩みの方はぜひご覧くださいね!

薬剤師転職で失敗した経験談5選

ではまず、転職に失敗してしまった経験談を5つ厳選してお伝えしたいと思います。

口コミ+解説となっておりますので、必見の記事となっております。

ネットの情報だけだと、現実は分からない

20代前半の女性(病院→病院)

人間関係のもつれから前職を辞職し、生活のためにも、すぐに次の仕事を探し始めました。最初調べたときから、求人がゴロゴロと転がっており、「なんだ、意外と簡単に見つかりそうだな」と高を括っていました。そして、インターネットから求人に応募して、内定して働きはじめてから気付いたことですが、ネットに書かれてた情報と全く違いました・・・。例えば、「残業ナシ!」とか書いてあるのに、普通に残業ありますし、「アットホームな職場」と書いてあったのに、実際にはギスギス・・・。結局、すぐやめてしまいました。次はちゃんと調べてから転職したいと思います。

この方のように、ネットの情報をうのみにしてしまう方、結構多いんです。

これは薬剤師の方に限らず、現代日本人の多くの方がそうですが、本当に問題視すべきことです。

大切なことは、ネットになんか答えはのっていません。

実際に足を運び、人と会って話したりすることが大事になってきます。

この方にも、次はそんな転職活動をおこなっていただきたいものです。

企業とのやり取りがしんどい

30代後半の男性(病院→調剤薬局)

私が一番苦労したのは、企業とのやり取りに関してです。あまりビジネスメールや電話などをしたことがなかったので、本当に苦労しました。例えば、「この言い回しは大丈夫かな・・・」とか、「こんなこと言っていいの?」など、いろいろ悩んだりしました。今思えば、そんなことは本質ではないので、頼れる方がいたら、任せてしまえば良かったと思っています。

この方は、企業とのやり取りに必要以上のストレスを抱いていたみたいです。しかも、それが複数社にも及んでいたので、かなりきつかったとのことです。

だれか頼れる方がいたら、「もっと本質的なところに時間を使えたのに・・・」と後悔なさっていました。

条件交渉が難しい

20代後半の男性(病院→企業)

大学時代からの薬剤師の先輩に、「転職には交渉が必須」ということをおききしていたので、個人的に人事担当者との交渉をがんばってみようと思いました。しかし、向こうは交渉のプロで、正直太刀打ちできず、話をそらされて終わってしまいました。今考えると悔しいです。

交渉はとても高度な技術を必要とします。ですので、慣れているのといないとでは、その差はとても大きくなります。

この方は薬剤師一本で今まで努力してきた方でありますが、その道一筋の人事にはかなわなかったんですね。

なんとなく転職してしまった

30代前半の女性(ドラッグストア→調剤薬局)

私は、なんとなく前の職場に飽きてしまい、特に何も考えずに転職しようとしました。しかし、それが本当にダメでした。なかなか次の転職先が見つからず、「前の職場に戻りたい」と何度考えたか分かりませんでした。

この方は、特に明確にやりたいことなどもなく、転職を決めました。

それがいかに危険なことなのか、というのが身に染みてわかる口コミです。

誰にも相談せず、考えてしまっていた

30代後半の男性(病院→調剤薬局)

私は辞職から転職まで、親にも相談せずにこなしました。それは、なんとなく人に選択を揺らがされることがイヤだと思っていたからです。途中つらくても、最初に決めたこと、と変なプライドが邪魔をして、結果的に転職はできたものの、とてもつらかったです。素直に誰かに相談して入れば、もっと楽に、効率的な転職活動ができたんじゃないか、と思います。

この方は、最初に決めた変なプライドが転職活動のさまたげになったとおっしゃています。

薬剤師の転職では、人に相談することはとても大事です。そうすることによって、今までになかった選択肢がでてくることもあるからです。

転職に失敗しないための方法3選

では、これらの失敗談をもとにして、転職に失敗しないためにするべきこと3選をまとめてみました。

1つ1つみていきましょう。

1、自分の能力の棚卸しをする

“能力の棚卸し”とは聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言えば、自分のできることを書き出してみるということです。

これによって、「自分の、薬剤師としての存在価値」を客観的に分析することができます。また、職務経歴書という、転職する際に必要な書類があるのですが、それを記入する際にもこの作業は非常に役に立ちます。

2、希望条件に優先順位をつける

1が終わりましたら、次に会社に求めるものを紙に書き出してみましょう。

「給料が〇円以上」「〇〇な風土」「福利厚生は〇〇」など、それぞれ企業に求めることを書き出します。

そのうえで、それを優先順位づけて自分がなにを会社に求めているのかをしっかり可視化しましょう

3、転職エージェントを利用してみる

薬剤師の転職において、転職エージェントを使うのはもはや必須であるというように言えます。

転職エージェントに登録すると、各求職者ごとに専任のコンサルタントが付いてくれます。

そのコンサルタントは、薬剤師の転職を何人も成功させてきた方々ですので、安心していろんなことを相談することができます。

ぜひ一度登録してみて、今後のキャリアを考えるうえでの糧にしてみましょう。

まとめ:転職を通して、理想の人生を!

ここまで、薬剤師転職失敗談と、それらに対する解決策をお伝えしてきました。

それぞれの求職者が、それぞれの人生にどれだけ真剣に向き合えるかどうかが、その人の転職を成功させられるかどうかのカギとなります。

ここに書いてあることを参考に、自分の人生を改めてしっかりと考え直してみてください。

みなさんの人生がより豊かなものになることを祈っています。

では!