政治の世界、放送業界、スポーツ界と去年の2018年はさまざまなパワハラが問題として上げられていました。
これって実は薬剤師業界においても他人事ではないのです。
薬剤師の世界、医療業界もカーストが存在します。そこで、立場の高い人から圧力やプレッシャーをかけれられてしまう場合が往々にしてありえます。
仕事に関する指摘ではなく、人間性やその人の人格を否定するような発言はパワハラと捉えられてもおかしくありません。
そこで、今日は上の立場にいる薬剤師の方やパワハラを受けてしまう可能性のある薬剤師の方々に向けてこの記事を書きました。
是非参考にしてみてください。
Contents
そもそもパワハラの定義ってなに?
そもそもパワハラってどういうことを指すのでしょうか?
ここではパワハラの定義について今一度確認していきたいと思います。
これはあかるい職場応援団によるパワハラの定義となっています。
部下に対する、必要以上の暴言や暴力はパワハラにあたってしまうでしょう。
薬剤師で言えば、調剤のミス等に対して、「君は薬剤師に向いていない」や「辞めたほうがいいよ」等の発言はパワハラとなるでしょう。
パワハラを受けているとわかった時の対処方法は?
先ほどはパワハラの定義についてお話してきました。もしパワハラを受けている疑いがある薬剤師の方、もしくはパワハラをしていたかもしれないという薬剤師の方は、自分のその行為がパワハラにあたるのかどうかわかっていただけたかと思います。
そこでここではパワハラを受けているとわかった時の対処方法についてお話していきたいと思います。
とにかく早く退社することができるように動く
パワハラを受けている方で多く見受けられるのが、明らかに会社側が悪いのに自分を責め、自分が悪いと思いこんでしまうケースです。
この場合、多くの方々は自分に否があると思い込んでしまうがゆえ、退職という選択肢が排除されてしまっています。
これは危険なことで、もし自分がパワハラを受けているとわかった場合、会社側に責任があると考えるようにしましょう。
自己肯定感を高めることも大切なことの一つです。
そして、あまりにもひどいパワハラが続くようでしたら、その会社を辞めてしまえばいいのです。簡単に言うなというかもしれませんが、あなたにとってのあなたは唯一無二なのであり、会社は無数にあります。
そういった中で自分を大切にしてください。
引き止められるケースの対処法は?
しかし、辞めたいと考えていてもパワハラを受けているような状況であるならば、上司の性格上、簡単にやめさせてもらえないかもしれません。
よくあるケースは、散々罵詈雑言を並べていたのに、いざ辞めるといったら「それは君のことを考えてやっていた。君はうちに必要な人材なんだ」と持ち上げてくるかもしれません。
しかし、この発言はこれまでの行動を肯定的に見ている現れです。もし、会社を辞めずに残ったとしても、今までどおりの対応になってしまうでしょう。
もしやめる意思が固まったのならば、「~いっぱいで会社を退職させていただきます」と伝えましょう。
「辞めたい」の一言が言えない場合は?
「辞めたい!」と考えていても、精神的なダメージを受けていたり、もともと内向的な正確であるがために言えないという方もいらっしゃると思います。
薬剤師の世界は非常に狭いコミュニティーで動いているために、「辞めたい!」が言いにくい環境であることも原因のひとつです。
そこで「辞めたい」が言えない方に向け、どのような方法で伝えるべきか紹介したいと思います。
信頼できる人間に相談してみる!
まずひとつ目の手段として、信頼できる人間に相談してみるという方法です。
これは誰でも良いです。
例えば、同じ職場の信頼できる上司や同僚、外部の友人や家族だれでもいいので相談してみてください。
有用なアドバイスをもらえるだけでなく、心にも余裕をもつことができます。
是非、相談をするようにしましょう!
退職代行サービスの活用!
これはどうしても「辞めたい」が言えない人の方法です。
バックレを推す方もいらっしゃいますが、それは辞めたほうがいいです。
最後に自分の非を作ってしまう他、モラル面でもおすすめできません。
そこで、最終手段として「退職代行サービス」をおすすめします。
最近話題となっている退職代行サービスであり、「辞めたい」の一頃が気まずくて言えない方等に向けて作られたサービスです。
また、これらは辞めた後の会社とのやり取りも代行してくれるので、「もう辞めた会社と関わりたくない!」と考える人におすすめのサービスかと思います。
パワハラのない職場の探し方って?
ここまでで、パワハラについての理解、そしてパワハラから逃れる方法について理解していただけたかと思います。
次に、もしパワハラのある会社をやめることができても、次の会社にパワハラがあるかもしれないと考える方がいらっしゃるかと思います。
また、これから就職や転職を行う方でパワハラがあるかどうか気になっている方もいらっしゃるかと思います。
そこでここではパラハラのない会社の見つけ方についてお話していきたいと思います。
転職前の職場見学は絶対に!
転職サイトを活用して転職活動を行うと、多くの人は職場見学を行わずに転職先を決めてしまいます。
これは転職サイトの良いところでもあり、悪いところでもあります。
というのも、転職サイトは時間をかけずに転職先を決めることができるからです。
ですので、すぐに転職先を決めることは良いことですが、絶対に自分の希望する職場見学をするようにしましょう!
また、休日である土日等の空いてる日時に見学に行くことはやめたほうがいいかもしれません。
なぜならば、あなたが働く日は土日ではなく平日だからです。実際に働かない日の様子を見ても、それは職場見学にはなりません。是非、時間をつくって平日に見学をするようにしましょう。
ファーマキャリアを活用する!
次にパワハラの少ない転職先を見つけるコツとして、「ファーマキャリア」を活用することです。
ファーマキャリアはオリジナルであるオーダーメイド求人を作ることで有名です。
ここのコンサルタントさんは転職者様の意見をしっかり求人に反映させるだけでなく、独自で転職先の職場環境や状況を調べています。
パワハラの有無もファーマキャリアのキャリアコンサルタントに相談すれば、解決するかもしれません。
是非、参考にしてみてください。
ファーマキャリアについて、より詳しく知りたいという方は是非参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パワハラを受けている疑いのある薬剤師の方も、パワハラをしているかもしれない薬剤師の方も、パワハラに対して理解が少しでも深まったかと思います。
この記事が薬剤師業界のパワハラの膿を少しでも取り除けたら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。