薬剤師の方が働く場所と聞いてよくイメージに上がるのは薬局ではないでしょうか。
病院やドラッグストアで勤務している薬剤師の方も薬局への転職を希望している方も多いと思います。
転職を考えた際、様々な薬剤師転職サイトを利用すると思いますが、今回はその中でも「薬キャリ」を取り上げ、特徵と薬局への転職の相性を紹介していきます。
Contents
薬キャリとは?
薬キャリは最新の医療に関する情報を提供している会員制サイト「M3.com」を親会社に持つ大手転職サイトです。
そのため薬剤師の転職に関しても豊富なノウハウを持っており、信頼度も高いサイトです。
薬キャリの大きな特徴は3つあります。
対応の素早さ
1つ目は希望にあった求人を1日に最大10件紹介しており、最短3日というスピード転職が可能になっていることです。
「とにかくスピーディーに転職したい!」と考えている薬剤師の方にとってはピッタリのサイトではないでしょうか。
幅広い求人
2つ目は病院を始めとした様々な業種の求人が約4万件以上あることです。
これは医療業界に太いパイプを持つM3グループが運営しているからこその強みではないでしょうか。
充実したサポート制度
3つ目は転職希望者に対してエージェントが手厚くサポートしてくれる制度が整っていることです。
ヒアリングを通して自分の希望にあった転職先を複数紹介してくれるためミスマッチが起こりにくいのです。
薬局勤務について
幅広い求人を紹介している薬キャリですが、薬局への勤務希望者にとってはどうなのでしょうか。
まずは薬局勤務に関するデータを紹介したいと思います。
業務内容
薬局での薬剤師の業務内容は主に調剤、服薬指導、薬歴管理の3つです。
患者に処方箋に沿った薬を提供する調剤業務に加え、薬の用法・用量についての指導や薬の相性についての指導も行うため幅広いスキルを身につけることが出来ます。
また他業種に比べワークライフバランスが取れており、休みが取りやすいことが特徵です。
そのため仕事と子育ての両立など柔軟な働き方をしたい方にぴったりではないでしょうか。
年収
薬局勤務の薬剤師の年収は約400万円から始まり、最終的には700万円ほどとなっています。
製薬企業やドラッグストアに勤務している薬剤師よりも年収は低くなっていますが、その分時間の都合が付きやすく働きやすい環境であると言えるでしょう。
薬キャリと薬局の相性は?
ここまでで薬局勤務に関するデータを紹介してきましたが、実際に転職を考えている方にとって薬キャリは相性が良いのでしょうか。
結論から言うと薬キャリを利用することで転職を有利に進めることが出来、相性も良いということが出来ます。
その理由としては他の転職サイトと比べ病院と調剤薬局の求人比率が高くなっているからです。
各業種に偏りはなく、都心以外にも地方の求人もカバーしているなど幅広い求人情報を提供しているため、より多くの選択肢の中から自分に合った求人を選ぶことが出来るのではないでしょうか。
また多くの高給与非公開求人を提供していることや「ママ薬剤師向け検索」が可能で子持ちの薬剤師の方に特化した項目で求人を探せることも大きな理由の1つです。
この様に幅広い選択肢があるので、薬キャリを利用することで効率よく転職することが出来るのではないでしょうか。
薬キャリのメリット・デメリット
ここまでで薬キャリの特徵やメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもいくつかあります。
ここではそれらを比較してまとめていきたいと思います。
メリット
- 転職エージェントがしっかりとサポートして紹介してくれるため、非常に多くの求人の中から自分の希望にあった求人を見つけることが出来る
- 書類添削や面接指導、更には面接同行も行っているため初めて転職する方を手厚くサポートしている
- 子持ちの薬剤師の方でも転職先を見つけやすい制度が整っている
- 薬剤師登録者数NO.1の転職サイトであるため、非常に多くの口コミや薬剤師へのインタビューを見ることが出来、参考にすることが出来る
デメリット
- スピード転職を売りにしているため、電話やメールでの対応がやや強引と感じる方も多い
- コンサルタントの質がバラバラな場合もある
- ドラッグストアの求人がやや少ないため、ドラッグストアへの転職をメインに考えている方にとっては相性が悪くなる場合もある
まとめ
ここまでで薬キャリについてと薬局での勤務データ・相性などを紹介してきましたがいかがでしたか?
給与はやや低くなってしまいますが、自分の時間を確保しやすい職場となっていますので自分の希望条件をよく吟味して検討することをおすすめします。
薬局への勤務を考えている方は薬キャリを利用すればより効率よく転職活動を進めることが出来ます。
薬キャリだけの非公開求人も多く、都心以外でも条件の良い転職先を見つけることも可能となっています。
様々な転職サイトを活用し、情報を集めながら求人を探すことも非常に重要です。
登録する転職サイトに迷ったらこちらを参考にしてみてください!