こんにちは!
「薬剤師の派遣とかパートとか、よく聞くけどどこがどう違うんだ・・・」
「詳しく特徴を知りたい!」
この記事を読んでいる方の中には、そんなふうに感じている方も少なくないかと思います。
そこで今回、薬剤師の派遣とパートの違いを徹底的に解説します!就職を考えている方、転職を考えている方、長いブランクからまた働きはじめる方などなど・・・必見です!
Contents
派遣⇔パート 主な違い!
ではまず、派遣薬剤師とパート薬剤師に関して、主に違ってくるところを見てみましょう。
なにが一番違ってくるのか、といいますと、それは「雇用主が違う」ということが挙げられます。
以下、詳しく見ていきます。
派遣薬剤師は、派遣会社と契約する
見出しの通りですが、派遣薬剤師って、派遣会社と雇用契約を結ぶのであって、勤務先とは雇用契約を結びません。
勤務先と雇用契約を結ぶのは、派遣会社であって、求職者が勤務先と直接交渉することは基本的にありません。
図にすると、
求職者⇔派遣会社⇔勤務先
といった感じになります。
そのため、求職者の給与支払いや福利厚生、勤務時間などの管理・監督は全て派遣会社が間に入って行います。
パート薬剤師は、勤務先と契約する
一方、パート薬剤師は、正社員と同じように、勤務先と直接雇用契約を結びます。
パートとアルバイトは若干意味合いが違いますが、ほぼ同義と考えて問題ありません。
みなさんが学生時代などに経験したように、パートさんの方々の管理はその店舗の店長などが行います。
先ほどと同じように図式化しますと、以下のようなものになります。
求職者⇔勤務先
それでは、派遣薬剤師とパート薬剤師の主な違いが分かったところで、それぞれの特徴を3つに分けてそれぞれ解説しました。
細かく内容を知れますので、ぜひご覧くださいね。
“派遣薬剤師”として働くことの特徴
では、まず「派遣薬剤師」として働くことの特徴を3つみていきましょう。
時給が高い
こちらを読んでいる皆さんの中にも、聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、派遣薬剤師の時給はとても高いです。具体的には、時給3,000円を超えることもあります。
時給3,000円×一日7時間×週5×一か月4週間=月給420,000円も夢ではありません。
勤務先との交渉を代行してくれる
先ほど申し上げました通り、勤務先との調整の役割を担っているのは派遣会社であります。
そのため、自分ではしにくい給与交渉やその他の話し合いを派遣会社が代わりに行ってくれることが一つの特徴です。
交渉なんかに苦手意識を持っている場合は、派遣社員として薬剤師をしてみるのもいいかもしれません。
一つの職場に長くいることができない
メリットの多い派遣薬剤師ですが、デメリットも存在してます。
その1つとして、「一つの職場にい続けられない」のデメリットがあります。
派遣社員は、正社員の補充として考えられていることが多く、正社員が雇われた場合に解雇される可能性も十分に考えられます。
また、規則によって1年以上同じ職場にいられないように定められており、その面からしても、慣れた職場を離れなければならない、という場合があります。
このように、派遣社員にもメリットとデメリットが存在しています。
これらをもとに、自分に合っているかどうかを見極める必要があります。
“パート薬剤師”として働くことの特徴
では次に、パート薬剤師として働くことの特徴3選を見てみましょう。
“わがまま”シフトが通用する
みなさんは学生時代にアルバイトをしたことがありますか?
パート薬剤師は、あのような働き方にイメージが近いです。
つまり、自分の都合によってシフトを提出し、その時間だけ短時間で働けばいい、というものです。
特に、子育て中のママさんパパさん薬剤師、フルタイムで仕事をこなしながら子供の世話をする、というのは現実的に考えて不可能です。
そこでパート薬剤師では自分の好きな時間帯に働ける、ということでとても人気です。
ぜひ“わがまま”シフトで働いてみてはいかがでしょうか?
時給が高い(派遣には及ばない)
派遣薬剤師と同じで、正社員などと比較してパート薬剤師の時給は高い傾向にあります。時給の相場はおおよそ2,000円前後です。高いといっても、フルタイムで働くことの多い派遣社員のほうが高いことが見て取れるかと思います。
職場別では、パート薬剤師で最も時給が高いのはドラッグストアです。高時給パート求人を狙いたい場合はドラッグストアを狙ってみるのがいいです。
地方別に関して言えば、やはり地方よりも大都市に近いほうが時給が高くなる傾向があります。勤務地選びも高時給をえるためには大切なことかもしれません。
人間関係がやっかいな場合も
パート薬剤師は、やはり正社員と比べて立場が弱く、人間関係においてのもつれに巻き込まれることが多いようです。
これらはどの会社に入っても起こりうることですので、しっかり周囲の方と話し合うことが重要です。
まとめ:自分の適性を見極め、理想の転職を!
いかがでしたか?
ここまでで派遣薬剤師とパート薬剤師との違いやそれぞれの特徴についてお伝えしてきました。
ここで得た知識が、みなさんのキャリアに活きれば、これ以上のよろこびはありません。
ぜひキャリアを自己決定し、理想の人生をかなえてください!
では!