最近は街の中で目にすることが多くなったドラッグストアの中で今回取り上げるのはマツモトキヨシです。
そんなマツモトキヨシの平均年収が実は高いことはご存知でしょうか?
是非、就職や転職を考える際に参考にしてみてください!
Contents
マツモトキヨシとは
最近は街の中で目にすることが多くなったドラッグストアですが、身近であるドラッグストアであっても具体的にどのような仕事をするのかご存知ない方も多いかと思います。
そのなかでも全国展開しているマツモトキヨシの平均年収や仕事内容についてこの記事ではご紹介していきます。
マツモトキヨシについて
マツモトキヨシは千葉県松戸市でマツモト薬舗を前身に薬局チェーンを全国に展開しています。
薬局距離制限が撤廃されたのをきっかけに薬局を展開して急速に事業を拡大しました。
マツモトキヨシの業務内容として医療品や化粧品の販売、その他にも日用品や食品の販売を行っています。
このなかでも医療品を扱うため職種によっては資格や専門知識が必要とされます。そのなかでも薬剤師、登録販売者、ビューティーアドバイザー、調剤事務など職種もわかれていていうれも資格や実務経験が重視されています。
ドラッグストアといえば販売者はお客様の症状や悩みをヒアリングして調剤業務や医療品の販売を行うことや処方箋の入力がイメージされていますが、サービス業であるため、薬剤師としての仕事のほかにレジ、接客、商品管理、清掃、商品の陳列などの一般業務も行います。
就職する際にはそのような業務を行うことも留意することが望ましいです。
会社の概要
株式会社マツモトキヨシホールディングス平均年収:743万円平均年齢:45.6歳平均勤続年数:13.6年従業員:6243人
マツモトキヨシの総合職と薬剤職の年収
マツモトキヨシの年収は?
マツモトキヨシ新卒採用は総合職と薬剤師職の2つの種類があります。
はじめに総合職については給与形態として【四大学部卒】月額基本給20万7000円と【短大専門卒】月額基本給18万2000円です。
次に薬剤師職については年俸制になっており勤務地と年俸により変化します。
転居あり(勤務地を考慮して決定)は月額32万1370円
転居なし(東京、神奈川、千葉、名古屋、大阪限定)は月額33万7000円
転居なし(埼玉、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫限定)は月額31万1990円
転居なし(和歌山、奈良、岐阜、山梨、茨城限定)は月額30万5730円
昇進後の給与形態については個人差がありますが、目安としては店長:700万円、課長1100万円くらいです。
マツモトキヨシの傾向は?
全体的にマツモトキヨシの過去5年の平均年収は大きな変化はあまりないものの徐々に減少している傾向にあります。
全国展開しているドラッグストア業界の競争は激しく、どの業界も売上高で拮抗している状態です。
そのため、順位は常に変動しているため競争結果が平均年収に影響を与えています。
平成29年の平均年収は743.2万円
平成28年の平均年収は735.0万円
平成27年の平均年収は733.0万円
平成26年の平均年収は765.0万円
平成25年の平均年収は779.0万円
以上が平均年収の変化となります!
マツモトキヨシの年収を比較すると
ドラッグストア業界は小売・サービス業に属しますが、この中におけるドラッグストア業界における平均年収は高く530万円前後で生涯賃金は2.3億円前後が相場と言われています。
同じ小売・サービス業で比較をすると介護業界の平均年収は360万円前後、百貨店の平均年収は440万円前後といわれています。
また、日本の民間企業(パートタイム勤務を】含む)における給与は400万円前後であることからドラッグストア業界の年収は平均より高いといえます。
その中でマツモトキヨシの年収はドラッグストア業界の中でも上位に位置しています。
トップはキリン堂ホールディングス、次いでウェルシアホールディングス、ツルハホールディングスの後にマツモトキヨシホールディングスが4位に位置しています。
ドラッグストア業界は参入企業が多いため他の有名なドラッグストア企業のカワチ薬品や日本調剤などありますが、いずれもマツモトキヨシの年収は届かず500万円代です。
競争は激しく年収が500万円代であることが多く、平均のドラッグストア業界のなかでマツモトキヨシの年収が700万円代に達していることから非常に強い企業であり給与もかなり恵まれています。
マツモトキヨシは例外としてドラッグストア業界では専門的な知識を用いているのにもかかわらず年収が500万円前後であることは一般的であるため不満を持つ方がいるかもしれません。
ドラッグストア業界は資格や経験が重視されている側面があるため転職は他の業種に比べて行いやすいのは特徴です。そういった特徴を活かして現状へ不満がある方であればマツモトキヨシの転職を考えることもできます。
まとめ
現状のドラッグストア業界は参入企業が多く売上高の奪い合いが激しくトップで高シェアを誇る企業はありません。
また、優良企業といえるマツモトキヨシに限らずドラッグストア業界全体の追い風となる可能性があるのが高齢化社会です。
平均寿命が上がっていくなかで長いスパンで見るとドラッグストア業界の年収増加や生涯賃金が増加する可能性もあるため十分に成長の余地があるといえます。
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