思っていた仕事と違う？新人薬剤師が抱きやすい悩み

Contents

1 想像していた理想の薬剤師像とのギャップ
- 1.1 理想の薬剤師
- 1.2 実際の薬剤師
2 新人薬剤師が抱えるよくある悩み５選
3 仕事の悩みを解消するには？

想像していた理想の薬剤師像とのギャップ

薬剤師で仕事内容について悩みを抱えている方はたくさんいます。この記事を読んでくださっている方の中にもそういった薬剤師の方は多いのではないでしょうか。

どんな職場でも仕事をする上で悩みを抱えることはごく普通のことです。

そんな悩みを抱える薬剤師の皆さんに少しでも役に立つように記事を書きましたのでぜひ最後までご覧ください！

理想の薬剤師

世間からのイメージや薬剤師の学生の方の多くが、街のドラッグストアや調剤薬局で地元の方に寄り添いながら仕事をしていて、職場も優しい人が多くわきあいあいと仕事をしている。またもしかしたらお医者さんと結婚できちゃうようなラッキーな職場だと想像していることでしょう。

しかし実際の薬剤師の仕事や職場環境はどういったものなのでしょうか。

実際の薬剤師

実際の薬剤師はこのような一般的にイメージされるような職場とはかけ離れています。患者さんに寄り添おうとするも患者さん側に拒絶されてしまうことや、自分とはタイプの合わない上司のもとに配属されてしまい、仕事柄人の命を預かっているという緊張と相まって心身ともに疲弊してしまうことも少なくありません。

新人薬剤師が抱えるよくある悩み５選

それではここからはよくある悩みを5つピックアップしてご紹介します。

人間関係

よくある悩み1つ目は「人間関係」です。

これはどの職場でも言えることですが、普通のサラリーマンの方と比べると少し違うかもしれません。薬剤師の職場の特徴は何と言ってもそのコミュニティが他の職業に比べ圧倒的に小さいことが挙げられます。

そんな中で起こる人間関係における障害はとても心を圧迫する悩みの種となるものでしょう。

長時間労働

よくある悩み2つ目は「長時間労働」です。

昔は薬剤師が十分にいてお茶をゆっくり飲んで患者さんを待つ、といったことができていたそうですが、現在は薬剤師不足のため多くの薬剤師の方が長時間労働に悩まされています。

また雇用する薬剤師が多くても店利益が減るということも理由の一つです。

仕事のやりがいを感じない

よくある悩み３つめは「仕事のやりがいを感じない」です。

これは致命的ですね。ある程度のことは仕事が楽しく、やりがいを感じるものだったら我慢ができますが仕事自体にやりがいを感じなくなってしまったらどうしようもないですよね。

これは薬剤師の仕事が非常に単調なもので、毎日同じことの繰り返しによって起こるものです。また場所によっては上司のお茶汲み係をやらされる方もいるそうで、そういった方は本来やりたい仕事とはかけ離れているためやりがいを感じなくなってしまうのでしょう。

給与が見合ってない

よくある悩み4つ目は「給与が見合ってない」です。

薬剤師の平均年収は520万円～560万円と決して低い水準では無いですが、実際の労働量に見合っているかは別です。

またドラッグストアで働くか、病院薬剤師として働くかで大きく給与が変わってきます。そのため同じ職業についているのになんで自分だけ・・・と感じてしまうことでしょう。

また繁忙期には残業時間が20～30時間、長いところでは30時間以上もざらにあります。ドラッグストアの場合22時に閉店だとしてその後に残業するとなると、繁忙期はほとんど毎日24時を過ぎて帰宅するといったことになるため、こういった部分から来る精神的な負担も考えると、多くの人が自らの給与が見合ってないことを悩んでいることがわかります。