企業で働く管理薬剤師に直撃インタビュー！

よろしくお願いします！なんでも聞いてください(笑)。

分かりました(笑)。私は、現在東京都にある某製薬企業にて、管理薬剤師として勤めております。年齢は40歳で、結婚して長女が一人います。実は今の職業は3つ目でして、新卒で調剤薬局→ドラッグストアと働き、今は企業の管理薬剤師として働いています。

こんな感じですかね。

分かりました。2度の転職を経て現在管理薬剤師になったわけですが、現職を選んだ理由は、ずばり安定ですね。勤め先が製薬企業とだけあって、給料体系とか、福利厚生などがとても安定しています。子供もできて、家庭をもつようになりますと、安定していることの大事さが身に染みて伝わっています。

具体的には、薬剤の在庫を管理したり、医師や看護師からの問い合わせに答えたり、時には行政対応もしたりします。いろんな職種の方々と関わりながら仕事ができていますし、薬剤の品質の維持に貢献できているので、本当にやりがいがあります。

もちろんありますよ(笑)。

一番「こんなはずじゃ」って思ったことは、「出張の機会が多い」ことですね。ちょっと話はそれるんですけど、企業で薬剤師として働くのって、管理薬剤師とMR(Medical Representativeの略：医薬品情報提供者のことで、お医者さんに医薬品を売る営業職)があり、最初はMRにしようかなとも思いました。

しかし、MRは転勤が前提ですし、家庭のある私にとっては不向きでした。なので管理薬剤師を選んだんですが、意外と出張の機会は多く、正直家庭に迷惑をかけてしまっている部分があります。。

人間関係について言えば、良好です(笑)。製薬企業の管理薬剤師ともなれば、自分で言うのもあれですが、結構優秀な方が多いです(笑)。なので、基本的に悪い方なんていないですし、休日には仕事仲間とバーベキューなんかしたりすることがあるくらい仲が良いです。(笑)

別に平気ですよ(笑)、私は調剤薬局とドラッグストアの2つをわたりあるいてきました。

まず調剤薬局に関しては、端的に言えば、給料が原因です。調剤薬局は長く働いてもあまり昇給の機会がないので、「スキルアップしたい！」と思って、いろんな業務を経験できるドラッグストアにうつりました。

しかし、ドラッグストアでは、薬剤師の仕事とは関係ない雑務ばかりを任されることが多く、また結婚や出産も重なったため、こちらも辞めてしまいました。

子育ても若干落ち着き始めて、「やっぱり私は薬剤師として、キャリアアップを目指していきたい」と思うようになり、管理薬剤師の道に進みました。こんな感じですかね～。

1回目と2回目のときは、知り合いの紹介で入社しました。しかし、3社目の現職は、薬剤師向けの転職サイトを利用しました。

感想を言うと、とても良かったです！何でかっていうと、企業の求人って、巷にそんなたくさん出回ってないんですね。なので、私も1回目2回目同様に知り合いのツテを探しましたが、見つからなかったんです。そこで、転職サイトを使って自分にあった企業求人探しをしました。

ありますよ！あ、そうだ、まず求人を探すにも登録をしないと非公開求人が見れないので、そのことは言っておきます。あと、登録すると、知識豊富なコンサルタントが転職の相談にのってくれます。また、職務経歴書の書き方や面接対策など、あらゆるサービスを受けることができるので、本当にオススメです。

1回目のときから利用しておけばよかったと思うくらいです(笑)。

いえ、私が利用したときはお金はかかりませんでしたよ。(笑)なんでも、募集している企業が全て負担してくれているらしくて、転職者はお金がかからないみたいなんです。

私はいくつか登録してましたよ。というのも、私も当時はどのサイトがいいか分からなかったので(笑)。転職活動が終わった今は、薬キャリとマイナビ薬剤師の2つだけは絶対に登録しておいた方が良いと思います。まず、薬キャリは転職したい薬剤師の半分が使っているみたいで、とても規模が大きいです。

これは薬キャリの求人例ですが、ざっと調べただけでレアな企業の求人が100件以上みつかりました。

また、次はマイナビ薬剤師です。マイナビ薬剤師は、コンサルタントの質が優秀で、希望条件にあった求人を自分の代わりに見つけてくれます。

このような感じで、数では薬キャリには及ばないですが、登録する価値はとてもあります。

いえいえ、とんでもないです(笑)。

はい。

企業の管理薬剤師は、キャリアアップしたい人には本当にオススメの職業です。意欲的な方はぜひ挑戦してみてください！あと、企業の管理薬剤師になるなら、転職サイトに登録してみましょう。きっと思いもよらない出会いが待っているはずです。